足がつる原因は仕事によって全部違った|板場は立ちっぱなし、畑は汗、トラックは急に動く、いまは冷え
足がつる原因として挙がる四つ(疲れ・汗・急な運動・冷え)は、
僕がやってきた仕事にひとつずつ当てはまって見えた。
予防も、仕事ごとに一つずつ。
足がつる原因として、医師が監修した記事には、筋肉の疲れ、汗で失うミネラルと水分、急に体を動かすこと、冷え、の四つが並んでいた。
その四つを眺めていて、僕がやってきた仕事に、それぞれ一つずつ当てはまって見えた。
板場は立ちっぱなし、畑は汗、トラックは急に動く、いまは冷え。
この記事は、その並びを自分の経歴に重ねて読み直したものだ。
ふくらはぎがつることを、こむら返りという。
医学的に原因が完全に分かっているわけではないらしい。
それでも、起こりやすくなる条件はいくつか分かっていて、その条件が仕事ごとに違う。
板場は、立ちっぱなしの疲れ
寿司屋の板場は、立って働く場所だ。
仕込みから営業の終わりまで、座る場面はほとんどない。
監修記事は、立ち仕事や長時間の運動による筋肉の疲れを、足がつる原因の一つに挙げている。
疲れた筋肉には、脳からの指令がうまく届かず、縮みすぎてしまうことがある、という説明だった。
僕は、板場でつりやすくなる条件があるとしたら、まずこれだと思う。
畑は、汗で出ていくもの
畑の仕事は、夏場は汗との付き合いになる。
監修記事は、大量の汗でミネラルが失われることと、水分不足を、別々の原因として挙げていた。
ミネラルの中でも、とくにカルシウムとマグネシウムが筋肉の働きに関わるという。
水分が足りないと、血液が濃くなって流れが悪くなり、足がつりやすくなる。
記事は、汗をたくさんかいたときは水分補給を心がけるように書いている。
畑で喉が渇いたと感じる頃には、もう汗はだいぶ出たあとだ。
トラックは、座ったあとに急に動く
長距離トラックの運転は、何時間も座ったまま過ごす仕事だ。
着いた先で荷物の積み降ろしがあれば、そこで急に体を使う。
監修記事には、普段あまり運動しない人が急に体を動かすと起こりやすい、とある。
運転席で固まっていた足を、いきなり荷台の上で使う。
僕は、トラックの足は「動かない時間」と「急に動く時間」の落差でつるのだと読んだ。
足首の記事でも、トラックは片方の足に負担が偏ると書いた。
同じ運転席でも、足首とふくらはぎでは困りごとが違う。
いまは、足元の冷え
いまの僕は、会社員として受託開発の仕事をしている。
一日の大半は、エアコンの効いた部屋で机に向かっている。
監修記事は、体の冷えで筋肉の感度が鈍くなることも原因に挙げていた。
冷え性の人は注意が必要で、とくに寝る前に体を温めておくことを予防として勧めている。
寝ている間は、筋肉の伸び縮みを感じ取るセンサー(腱紡錘)が働いていないときがあり、寝返りでふくらはぎに力が入るとつることがある、とも書いてあった。
夜中に足がつって目が覚めるのは、この二つが重なった形なのかもしれない。
予防は、仕事ごとに一つずつ
記事の予防法を、四つの仕事に当てはめるとこうなる。
- 板場(立ちっぱなし)→ 仕事のあとにふくらはぎを伸ばしておく
- 畑(汗)→ 汗をかいたら、水分と一緒にミネラルも補う
- トラック(急に動く)→ 降りてすぐ動かず、準備運動をしてから荷物に触る
- いま(冷え)→ 寝る前に足を温めておく
つったときは、つま先をすねの方へ引き上げて、ふくらはぎを伸ばすとよいとされている。
ただし、記事はいくつかの病気でも足がつることを挙げていた。
しばらく様子を見ても良くならないときや、歩くと痛んで休むと治まるようなときは、早めに受診するよう勧めている。
同じ足がつる症状でも、自分の仕事のせいだと決めつけないほうがいい。
膝の痛み方も、仕事によって全部違っていた。
足首の話はこちらに書いた。
足は、どの仕事でも体を支えていた分だけ、違う形で疲れていた。